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轎夫
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きょうふ
ふりがな文庫
“
轎夫
(
きょうふ
)” の例文
というは、
轎夫
(
きょうふ
)
として
担
(
かつ
)
げば、相当の
賃銭
(
ちんせん
)
を受ける一つの商売である。しかし壮丁として行くのは公利公益のために力を尽すのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
前にいった
轎夫
(
きょうふ
)
の
賃銭
(
ちんせん
)
は金銭で計算されるが、
壮丁
(
そうてい
)
の僕に対する好意は金銭をもって
換算
(
かんさん
)
できぬものである。しかしてこれが一番
貴重
(
きちょう
)
なる務めである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ただ官職を
帯
(
お
)
びて巡廻するものが、
轎夫
(
きょうふ
)
なきために一歩も進めなくては公務のために
憂
(
うれ
)
うべきことである。ゆえに公務のために自分らの労力を提供したのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“轎夫”の意味
《名詞》
駕籠や輿をかく者。
(出典:Wiktionary)
轎
漢検1級
部首:⾞
19画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“轎”で始まる語句
轎
轎丁
轎舁
轎中
轎前
轎屋
轎扉
轎車