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轂
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こしき
ふりがな文庫
“
轂
(
こしき
)” の例文
車輪の
轂
(
こしき
)
は、引出しを引張り出すに用いる
鈕
(
つまみ
)
になっているが、箪笥の引出しの装飾に、ひん曲った車輪が半分水に浸ったのを使用するというような事は
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
現今にあっては、パリーからの疫病の放射は、ルーヴルを疫病車の
轂
(
こしき
)
とすれば、その周囲五十里におよんでいる。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
車輪の
轂
(
こしき
)
其へりに觸るゝと見ゆる程までも
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
「今日中はだめです。二本の
輻
(
や
)
と
轂
(
こしき
)
とを直さなきゃあなりません。明日までは出かけられませんぜ。」
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
汽車に間に合わせるためには、大きに急がねばならなかったので、途中、私の人力車の車輪が前に行く人力車の
轂
(
こしき
)
にぶつかった。車夫たちはお互に邪魔したことを微笑で詫び合った丈で走り続けた。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
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郵便馬車との衝突のために、車輪の
輻
(
や
)
が二本折れ、
轂
(
こしき
)
がゆがんで
螺旋
(
ねじ
)
がきいていなかった。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「輻はそれでいいでしょうが、
轂
(
こしき
)
はそういきません。その上
輞
(
たが
)
もいたんでます。」
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
彼はディオン・ル・モンに露営していたのであって、
払暁
(
ふつぎょう
)
より出発していた。しかし道路は通行に困難をきわめ、各師団は
泥濘
(
でいねい
)
の中に足を取られた。砲車は
轍
(
わだち
)
の中に
轂
(
こしき
)
の所までも没した。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
轂
漢検1級
部首:⾞
17画
“轂”を含む語句
輦轂
肩摩轂撃
兩轂
推轂
肩摩轂撃的
轂撃
轂相撃