“輳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あつま80.0%
あつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真に是れ無縫天上の錦衣。古は先生の胸中にあつまつて藍玉らんぎよく温潤おんじゆんに、新は先生の筆下より発して蚌珠ぼうしゆ粲然さんぜんたり。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
眞志屋文書を見るに及んで、わたくしは落胤問題と八百屋お七の事とがともに島、其岳父、其夫の三人の上にあつまきたるのに驚いた。わたくしは三人と云つた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
甲野さんは額をげたまま、何とも返事をしなくなった。糸子はおとなしく傍に着いている。雨は部屋を取り巻いて吹き寄せて来る。遠い所から風が音をあつめてくる。ざあっと云う高い響である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)