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輳
ふりがな文庫
“輳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あつま
80.0%
あつ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつま
(逆引き)
真に是れ無縫天上の錦衣。古は先生の胸中に
輳
(
あつま
)
つて
藍玉
(
らんぎよく
)
愈
温潤
(
おんじゆん
)
に、新は先生の筆下より発して
蚌珠
(
ぼうしゆ
)
益
粲然
(
さんぜん
)
たり。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
眞志屋文書を見るに及んで、わたくしは落胤問題と八百屋お七の事とが
倶
(
とも
)
に島、其岳父、其夫の三人の上に
輳
(
あつま
)
り
來
(
きた
)
るのに驚いた。わたくしは三人と云つた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
輳(あつま)の例文をもっと
(4作品)
見る
あつ
(逆引き)
甲野さんは額を
提
(
さ
)
げたまま、何とも返事をしなくなった。糸子はおとなしく傍に着いている。雨は部屋を取り巻いて吹き寄せて来る。遠い所から風が音を
輳
(
あつ
)
めてくる。ざあっと云う高い響である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
輳(あつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
輳
漢検1級
部首:⾞
16画
“輳”を含む語句
輻輳
車駕輻輳
“輳”のふりがなが多い著者
夏目漱石
芥川竜之介
森鴎外