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輳
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あつま
ふりがな文庫
“
輳
(
あつま
)” の例文
真に是れ無縫天上の錦衣。古は先生の胸中に
輳
(
あつま
)
つて
藍玉
(
らんぎよく
)
愈
温潤
(
おんじゆん
)
に、新は先生の筆下より発して
蚌珠
(
ぼうしゆ
)
益
粲然
(
さんぜん
)
たり。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
眞志屋文書を見るに及んで、わたくしは落胤問題と八百屋お七の事とが
倶
(
とも
)
に島、其岳父、其夫の三人の上に
輳
(
あつま
)
り
來
(
きた
)
るのに驚いた。わたくしは三人と云つた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
云はゞ廣い畫面の恐ろしさが、この一人の人物に
輳
(
あつま
)
つてゐるとでも申しませうか。これを見るものゝ耳の底には、自然と物凄い叫喚の聲が傳はつて來るかと疑ふ程、入神の出來映えでございました。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
云はゞ広い画面の恐ろしさが、この一人の人物に
輳
(
あつま
)
つてゐるとでも申しませうか。これを見るものゝ耳の底には、自然と物凄い叫喚の声が伝はつて来るかと疑ふ程、入神の出来映えでございました。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
輳
漢検1級
部首:⾞
16画
“輳”を含む語句
輻輳
車駕輻輳