“輪中”の読み方と例文

読み方	割合
わじゅう	100.0%

わじゅう

城そのものも輪中（わじゅう）（河川の氾濫（はんらん）を防ぐために周囲へ郭をつくったもの）

日本婦道記：春三たび (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)

“輪中”の解説

輪中（わじゅう）とは、一般的には堤防で囲まれた構造、あるいはその集落を意味する。濃尾平野の木曽三川（木曽川・長良川・揖斐川）とその支流域にあたる岐阜県・三重県・愛知県の県境付近に発展しており、曲輪または郭（くるわ）・輪の内（わのうち）など輪中を意味する用語は多数存在する。
本来『輪中』や『輪の内』は「同じ目的の仲間」の意味で用いられた言葉であり、水害から集落や耕地を守るために地域住民が共同で水防を整える過程で自然発生的に使用されるようになったと考えられるため、実際のところ「輪中」の定義には諸説があり定まっていないところが多い。地理学者の安藤万寿男、歴史地理学者の伊藤安男らは輪中についての地理学的なグループ研究を推進し、1975年に出版された『輪中 その展開と構造』の中で
と定義付けするとともに、輪中の必須条件を
(出典:Wikipedia)

輪	常用漢字 小４ 部首:⾞ 15画
中	常用漢字 小１ 部首:⼁ 4画