軟毛わたげ)” の例文
汝若しよく記憶をたどりかつ光をみなば、汝は自己おのれがあたかも病める女の軟毛わたげの上にやすらふ能はず、身を左右にめぐらして 一四八—一五〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
師曰ひけるは、今より後汝つとめて怠慢おこたりに勝たざるべからず、夫れ軟毛わたげの上に坐し、ふすまの下に臥してしかも美名よきなをうるものはなし 四六—四八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)