軒口のきぐち)” の例文
前に葦簾あしすだれが立ててあって中の半分は見えない、今カンテラに火をつけて軒口のきぐちに吊った所で、油煙ゆえんがぽっぽと立つ 低いかやのきへ火がつきやしないかと思われる、卵や煮肴にざかなやいろいろの食物が
八幡の森 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)