トップ
>
蹌踉
>
さうらう
ふりがな文庫
“
蹌踉
(
さうらう
)” の例文
五分、十分、——トウルゲネフはとうとうたまり兼ねたやうに、新聞を其処へ
抛
(
はふ
)
り出すと、
蹌踉
(
さうらう
)
と椅子から立ち上つた。
山鴫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
滞樽
(
たいそん
)
二週の間、或時は満天煙の如く潮曇りして、重々しき風と共に窓硝子うつ落葉の二片三片もうら悲しく、旅心漫に寂寥を極めて
孤座紙
(
こざかみ
)
に対するに堪へず、杖を携へて愁歩
蹌踉
(
さうらう
)
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私は乞へなかつた、そしてまたもや
蹌踉
(
さうらう
)
と去つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
黄髪
(
わうはつ
)
の
伴天連
(
ばてれん
)
信徒
(
しんと
)
蹌踉
(
さうらう
)
と
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“蹌踉”の意味
《名詞》
蹌踉(そうろう)
足元がよろめくさま。
(出典:Wiktionary)
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
“蹌踉”で始まる語句
蹌踉々々
蹌踉蹌踉
蹌踉状