賭博いたずら)” の例文
旅魚屋たびさかなや傳次でんじという者が此の寺へ来て、納所部屋でそろ/\天下御制禁ごせいきん賭博いたずらる、しからぬ事で、眞達は少しも知らぬのに勧められて為ると負ける。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
賭博いたずらばかり烈しく致して居りますが、あすが日、親父の腰へ縄でも附きますような事がありますと、私も見てはいられませんが、漸々だん/\借財が出来まして、うしても此の暮が行立ゆきたたず
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)