“資本（ひだね）” の例文

天下の民（たみ）寒き者多し独り温煖（あたたか）ならんやと曰（のたま）いし。宋（そう）の太祖が大度（たいど）を慕い。普（あまね）く慈善を施せしも。始め蛍の資本（ひだね）より。炭も焼（やく）べき大竈（おおかまど）と成りし始末の満尾（まんび）迄。御覧を冀（ねが）うと言（いう）よしの。

塩原多助一代記 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)

“資本”の意味

《名詞》
資本（しほん）

商売や事業をするための基金。

活動の礎になるもの。

（経済）土地、労働とともに生産の三要素の一つで、経営組織のもと、生産過程に使われ、将来の収益源泉となるもの。

剰余価値を生み出し続けることで自己増殖していく価値の運動体。

（会計）企業会計上、総資産から総負債を引いた残りのこと。純資産とも言う。→資本金
(出典:Wiktionary)

“資本”の解説

資本（しほん、en: Capital）とは、事業活動などの元手のことである。また、主流派経済学における生産三要素のひとつ、マルクス経済学においては自己増殖する価値の運動体のこと、あるいは会計学や法学における用語である。
(出典:Wikipedia)

資	常用漢字 小５ 部首:⾙ 13画
本	常用漢字 小１ 部首:⽊ 5画