買禍ばいか)” の例文
彼は九月江戸を発し、驀地ばくじ九州に入り、豊肥を経、長崎に赴き、露艦に乗じ、海外に航せんとす。即ち異日における象山が買禍ばいかの本案たる、「この子に霊骨有り」の送詩は、この時につくりしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)