財袋さいふ)” の例文
揃って来たこともありましたが、近在の百姓衆の財袋さいふを抜いたところで高が知れております。
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
貧乏な財袋さいふよりもなお乏しい頭の濫費をしつつ無為な日を送っております。
平塚明子(らいてう) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)