財宝ざいはう)” の例文
旧字:財寶
そこには虚偽が一切を領して居た。舞の扇の先にも虚偽のわざとらしい線が描かれてゐる。虚偽の情味を購ふに虚偽の財宝ざいはうを以てするのであつた。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)