谿沢たにさわ)” の例文
「足引の山沢人の」までは「人さはに」に続く序詞で、山の谿沢たにさわに住んで居る人々、樵夫きこりなどのたぐいをいう。「まなといふ児」は、可哀かあいいと評判されている娘ということである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)