谷峡たにかい)” の例文
ほの暗くなった谷峡たにかいは、またたく間に闇に埋められた。砂の上に立った阿賀妻は、前に行く案内人を呼び止めた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
中山は嵩間の本城から五里ばかり離れたところで、屋形はなだらかな谷峡たにかいの丘の上に在った。
菊千代抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)