護謨管ゴムかん)” の例文
耳に喰い下がったのは中心を失ってだらりと吾が横顔に懸る。護謨管ゴムかんのごとき柔かき尻尾の先が思い掛なく吾輩の口に這入る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)