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謟
ふりがな文庫
“謟”の読み方と例文
読み方
割合
へつら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へつら
(逆引き)
紋「云っても宜しい、
彼
(
あれ
)
は
謟
(
へつら
)
い武士じゃ、
佞言
(
ねいげん
)
甘くして蜜の如しで、神原
或
(
あるい
)
は寺島
等
(
ら
)
をお愛しなさるのは、勧める者が有るからじゃの、惣衞」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
勘次は安次の
謟
(
へつら
)
う容子を見るとまた不快になった。そのまま内庭へ這入って行って叺を下ろすと、流し元にいたお霜が嶮しい顔をして彼の傍へ寄って来た。
南北
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
しかし、私は親の勝手な量見に
謟
(
へつら
)
つたり、僞善的
口吻
(
こうふん
)
を洩したり、または
誤魔化
(
ごまか
)
しの後押しをしようと思つて書いてゐるのではない。私は、たゞ眞實を語らうとしてゐるのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
謟(へつら)の例文をもっと
(5作品)
見る
謟
部首:⾔
17画
“謟”を含む語句
謟諛
媚謟
阿諛謟佞
“謟”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
山路愛山
三遊亭円朝
横光利一