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諄々
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じゆん/\
ふりがな文庫
“
諄々
(
じゆん/\
)” の例文
平次は
諄々
(
じゆん/\
)
として説き聞かせました。が、お美乃は涙にひたり乍らも、頑固に頭を振つて、平次の言葉を
享
(
う
)
け容れようともしません。
銭形平次捕物控:105 刑場の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もう立つ間際になつてからも、父はそれまでにも言つたことをまた
諄々
(
じゆん/\
)
と繰り返すのであつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
若しさうでなくば、只今
諄々
(
じゆん/\
)
と申した樣な仕儀になり、且つ私も校長を拜命して居る以上は、私に迄責任が及んで來るかも知れないのです。それでは、何うもお互に迷惑だ。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
如何
(
いか
)
に鉄拳制裁の野蛮行為であるかを
諄々
(
じゆん/\
)
と説き出した。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
平次は
諄々
(
じゆん/\
)
として説くのでした。三輪の萬七と八五郎のガラツ八は、
唯
(
ただ
)
呆氣
(
あつけ
)
に取られるばかり。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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斯う
諄々
(
じゆん/\
)
と説法した。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
諄
漢検1級
部首:⾔
15画
々
3画
“諄”で始まる語句
諄
諄諄
諄〻
諄和
諄朴
諄言