誤理ごり)” の例文
一部に悪と思はるゝ所のものは全部に善、傲慢がうまんなかれ、誤理ごりに惑はさるゝ勿れ、およそ一真理の透明なるあらば其の如何なる者なるを問はず、必らず善なるを疑ふ勿れ。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)