誉者ほまれもの)” の例文
しち、七、しずかにしろ、一体貴様が分らぬわ、貴様の姪だが貴様と違って宿中しゅくじゅうでの誉者ほまれもの妙齢としごろになっても白粉おしろいトつつけず、盆正月にもあらゝ木の下駄げた一足新規に買おうでもないあのお辰
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)