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訣別
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おわかれ
ふりがな文庫
“
訣別
(
おわかれ
)” の例文
船に
乗組
(
のりくん
)
で居る人は皆若い人で、もう
是
(
こ
)
れが日本の
訣別
(
おわかれ
)
であるから浦賀に上陸して酒を飲もうではないかと
云
(
いい
)
出
(
だ
)
した者がある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
無論
訣別
(
おわかれ
)
など云ふ意味を出して招かれたので無いが、後に至て其意志を読むことが出来た。政治家、僧侶、新聞記者、
種々
(
いろいろ
)
な顔が集つた。予も後ろの方に腰掛けて居た。
大野人
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
今夜の橋場が、私、誠に心懸りで——
何
(
どう
)
やら永い
訣別
(
おわかれ
)
にでもなる様な気が致しまして——
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“訣別”の意味
《名詞》
訣別(けつべつ 「決別」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
きっぱりと別れること。完全に離れること。
暇請いすること。
(出典:Wiktionary)
訣
漢検準1級
部首:⾔
11画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“訣別”で始まる語句
訣別演奏会