見違みちげ)” の例文
誰だってえかくなって見違みちげえたね、屋敷姿は又別だね、此処こゝを斯ういう塩梅あんばいに曲げて、馬糞受まぐそうけ見たように此処にぺら/\下げて来たっけね、今日のあたまア違って
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
定めてえかくおなんなすったろう、何うなすったろうと云ってネ、お案じ申す事がごぜえますが、ハア見違みちげえるようにおなんなすってね、まア能く尋ねて下せえました
宿下やどさがりの時にアわしは高崎まで行ってゝ留守で逢わなかったが、でかくなったね、今年で十八だって、今日もわれが噂アしてえた処だ、見違みちげえるようになって、何とはア立派な姿だアな、何うして来た
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
見違みちげえるように大きくお成んなすったねえ、わっちが前橋に居りやした時分には、大旦那には種々いろ/\御厄介ごやっかいになりまして、余り御無沙汰になりましたから、郵便の一つも上げてえと思っては居りやしたが