西南戦争せいなんせんそう)” の例文
西南戦争せいなんせんそうの時敵に旗をられて以来、申し訳のために死のう死のうと思って、つい今日こんにちまで生きていたという意味の句を見た時、私は思わず指を折って
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
エジソンの蓄音機の発明が登録されたのは一八七七年でちょうど西南戦争せいなんせんそうの年であった。
蓄音機 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
またらに一歩をすすめてかんがうれば、日本の内乱に際し外国干渉かんしょううれいありとせんには、王政維新おうせいいしんの後に至りてもまた機会きかいなきにあらず。その機会はすなわち明治十年の西南戦争せいなんせんそうなり。
西南戦争せいなんせんそうか?」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)