“襦珍”の読み方と例文
読み方割合
しゅちん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十五円もしたという赤い襦珍しゅちんの丸帯や、それまでは見たこともないような縮緬ちりめんの長袖や、被布や、はかまや、紋附もんつきや、肩掛かたかけや、下駄げたや、リボンなどがそれであった。
そのうちの二、三にん襦珍しゅちん(しゅすの織物)のリボンを結んだ花たばを持っていた。