“襤褸衣服”の読み方と例文
読み方割合
ぼろぎもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襤褸衣服ぼろぎものにそゝけ髪ます/\悲しき風情なるが、つく/″\独り歎ずる時しも、台所のしきりの破れ障子がらりと開けて、母様これを見てくれ、と猪之が云ふに吃驚して、汝は何時から其所に居た
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
襤褸衣服ぼろぎものにそそけ髪ますます悲しき風情なるが、つくづくひとり歎ずる時しも、台所のしきりの破れ障子がらりと開けて、母様これを見てくれ、と猪之が云うにびっくりして、そなたはいつからそこにいた
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)