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裸蝋燭
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はだからふそく
ふりがな文庫
“
裸蝋燭
(
はだからふそく
)” の例文
與力、笹野新三郎の役宅へ飛込んで見ると、女はまだ町奉行所には送らず、庭先に
筵
(
むしろ
)
を敷いて、
裸蝋燭
(
はだからふそく
)
の下で、身體を拭かれて居ります。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かれは
裸蝋燭
(
はだからふそく
)
に火をつけて、それを持つて立上つた。あまりに
凄
(
すさま
)
じい音に起されて、その光景を見ようとかれは思つたのである。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「風呂場には灯が一つ、手燭に立てた
裸蝋燭
(
はだからふそく
)
を、入口の敷居の内、狹い板敷に置いてある、それが家内を照すと、窓の油障子には、思ひの外大きい影法師になつて映りはしないか」
銭形平次捕物控:264 八五郎の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「此處に
裸蝋燭
(
はだからふそく
)
がありますが、間に合ひませんか」
銭形平次捕物控:165 桐の極印
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
“裸”で始まる語句
裸体
裸
裸足
裸身
裸體
裸形
裸馬
裸火
裸木
裸虫