“袖門”の読み方と例文
読み方割合
そでもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、暮れる……」と、つぶやいて、袖門そでもんくぐりを出て、箭四郎は、もいちど、振りかえった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その袖門そでもん、門柱から二、三尺離れた所に、いわゆる目安箱というものがかかっていた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安治川屋敷の袖門そでもんのかげに立って、あたりをはばかるような声が呼んでいる。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)