袖方そでかた)” の例文
私たちの覚えたのは、内方うちかた袖方そでかた御手おんてに蝶や花、どうやどうんど、どうやどうんど、一丁、二丁、三丁、四丁ッてもう陽気なことばかりで、訳がわからないけれど、貢さんのはまた格別だねえ。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)