“袖掛”の読み方と例文
読み方割合
そでか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私達は瀬崎の港を通り過ぎた時に、袖掛そでかけ松なぞにのこる後醍醐天皇の故事を聞いたが、今また隱岐の見えるところへ來て、あの島に十數年を送られたといふ後鳥羽院の故事をも聞いた。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)