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袒
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はだ
ふりがな文庫
“
袒
(
はだ
)” の例文
袴は普通のもので、めいめいの
単衣
(
ひとえもの
)
を
袒
(
はだ
)
ぬぎにして腰に垂れ、浅黄または
紅
(
あか
)
で染められた唐草模様の
襦袢
(
じゅばん
)
(?)の上に、舞楽の衣装のようなものを
襲
(
かさ
)
ねていた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
神官の田沼
万次郎
(
まんじろう
)
が怪しんで、折柄そこに居合せた宿屋の番頭に行って見て来いと云い付けました。番頭が行って見ると、ひとりの若い男が
袒
(
はだ
)
ぬぎになって雪の中に立っているのです。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
新九郎も
袒
(
はだ
)
をくつろげて、腕の傷を朋輩に巻いて貰った。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
袒
漢検1級
部首:⾐
10画
“袒”を含む語句
偏袒
左袒
袒裼
偏袒右肩
左袒方
片袒
臂袒
袒免