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血餅
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けっぺい
ふりがな文庫
“
血餅
(
けっぺい
)” の例文
二人の枕元の畳と蒲団の敷合わせが、
血餅
(
けっぺい
)
でつながり合って、小さな堤防のように盛上っていた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私は自分の
頤
(
あご
)
から垂れ下がっている
血餅
(
けっぺい
)
をむしり取って、それで大きな日の丸を染めつけた。竹竿にこの一坪余りの日の丸をくくりつけて押し立てると、熱風が吹きつけてはたはたと大きく鳴った。
長崎の鐘
(新字新仮名)
/
永井隆
(著)
“血餅”の解説
血餅(けっぺい。en: blood clot、de: Blutkuchen、fr: caillot)とは、赤血球、白血球、血小板、線維素などからなる塊。または血液から血漿などを作った際の残滓。止血や損傷部の回復に役に立つ。
(出典:Wikipedia)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊