“虫責”の読み方と例文
読み方割合
むしぜめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お春を召して酒を取寄せ、おのが両手にしたゝらしては、お村の腹に塗り、背に塗り、全身余さず酒漬さけびたしにして、其まゝ庭に突出つきいだし、竹藪の中に投入れて、虫責むしぜめにこそしたりけれ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)