“虫売(むしう)” の例文
下町の小ぢんまりした格子(こうし)作りで、朝の膳(ぜん)には鎌倉の鰹(かつお)、夕方には隅田川の白魚、夜には虫売(むしう)りや鮨売(すしう)りもきて、縁日のある町へも近く、月の晩には、二階で寝ながら将軍様のお城を眺めて
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)