蘇小そしょう)” の例文
水を渡ってくる秋風も薄ら寒い。型のごとくに蘇小そしょう小のふん岳王がくおう、それからそれへと見物ながらに参詣して、かの楼外楼の下に画舫をつないだ頃には、空はいよいよくもって来た。
女侠伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)