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薛
ふりがな文庫
“薛”の読み方と例文
読み方
割合
せつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつ
(逆引き)
山の
旅籠
(
はたご
)
につくと、端公の
薛
(
せつ
)
は、いち早く、裏口へ廻って湯玉のたぎるような熱湯をたたえた洗足
盥
(
だらい
)
を抱えてきた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(略)
菩薩
(
ぼさつ
)
薩摩の薩は字原
薛
(
せつ
)
なり博愛堂『集古印譜』に薩摩国印は薛……とあり
訳経師
(
やっきょうし
)
が
仮釈
(
かしゃく
)
にて薛に二点添付したるを
元明
(
げんみん
)
より産の字に作り字典は薩としあるなり唐には決して産に書せず云々
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「オイ、
薛
(
せつ
)
」と、端公の一人が、もう一人の
董
(
とう
)
へささやいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薛(せつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“薛”の解説
薛(せつ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
薛
漢検1級
部首:⾋
16画
“薛”を含む語句
薛公
薛偉
薛元輝
薛則
薛喬
薛夏
薛崑
薛悌
薛永
薛礼
薛禄
薛綜
薛蘭
薛蛙子
薛覇
薛調
“薛”のふりがなが多い著者
正岡子規
吉川英治