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薛覇
ふりがな文庫
“薛覇”の読み方と例文
読み方
割合
せっぱ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっぱ
(逆引き)
さきは終身刑のみが送られる滄州
沙門島
(
しゃもんとう
)
の大流刑地。護送役の
董超
(
とうちょう
)
、
薛覇
(
せっぱ
)
という二名は、これまた、かつて
林冲
(
りんちゅう
)
を都から差立てたことのある
端公
(
たんこう
)
だ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
驚いた
薛覇
(
せっぱ
)
が、上を見て、あッ——といったと思うと、これまた、クルクルッと体を廻してぶっ仆れた。その
喉笛
(
のどぶえ
)
にも、彼方の死骸にも、矢が立っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
押送
(
おうそう
)
役の刑吏は、
端公
(
たんこう
)
(端役人のこと)の
董超
(
とうちょう
)
と
薛覇
(
せっぱ
)
という男だった。当時、
宋
(
そう
)
代の習慣では、囚人をつれた端公の泊りには、道中の
旅籠屋
(
はたごや
)
でも部屋代無料の定めだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薛覇(せっぱ)の例文をもっと
(1作品)
見る
薛
漢検1級
部首:⾋
16画
覇
常用漢字
中学
部首:⾑
19画
“薛”で始まる語句
薛
薛永
薛偉
薛公
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