“薄赧”の読み方と例文
読み方割合
うすあか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉川夫人の名前を点じた時に見たその薄赧うすあかい顔と、今彼女の面前に再現したこの赤面の間にどんな関係があるのか、それはいくら物の異同をぎ分ける事に妙を得た彼女にも見当がつかなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)