“蔵殿”の読み方と例文
読み方割合
ぞうでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わあっと逃げるを追って、彼はなお、伽藍がらん、堂院、いたるところで地震のような音響と悲鳴をまき起し、あげくのはて蔵殿ぞうでんの一室へ入ると、大の字なりに寝てしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)