“蔵堂”の読み方と例文
読み方割合
ぞうどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
智深はむっくり起きに、蔵堂ぞうどう裏の竹林へ出て、こころよげに放尿していた。そこへ上人のお召しときたので、彼は大慌おおあわてに後へついていき、おそる畏るその座下にうずくまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)