トップ
>
蒼竜
>
そうりゅう
ふりがな文庫
“
蒼竜
(
そうりゅう
)” の例文
旧字:
蒼龍
とりわけ隠居所の前には亡きあるじ
三郎左衛門
(
さぶろざえもん
)
が「
蒼竜
(
そうりゅう
)
」と名づけた古木があって、
佶屈
(
きっくつ
)
とした樹ぶりによく
青苔
(
あおごけ
)
がつき、いつも春ごとにもっとも早く花を咲かせる。
日本婦道記:梅咲きぬ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
白虎
(
びゃっこ
)
池の
菖蒲
(
しょうぶ
)
の生えた
汀
(
みぎわ
)
を行くところ、
蒼竜
(
そうりゅう
)
池の
臥竜橋
(
がりょうきょう
)
の石の上を、水面に影を落して渡るところ、
栖鳳
(
せいほう
)
池の西側の小松山から通路へ枝をひろげている
一際
(
ひときわ
)
見事な花の下に並んだところ、など
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“蒼竜”の意味
《名詞》
蒼 竜(そうりゅう、そうりょう)
青竜の別称。
(出典:Wiktionary)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
“蒼竜”で始まる語句
蒼竜斎膝丸