葡萄蔓ぶだうつる)” の例文
殊に菊の花が埋め残した、部屋の一方の壁上には、巧な人工の葡萄蔓ぶだうつるが青々とからみついてゐる、美しい金色の格子があつた。
舞踏会 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)