“落想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らくさう50.0%
らくそう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名高い自殺倶楽部クラブの話なぞも、ステイヴンソンがあの落想らくさうを得たのは、誰かが見た夢の話からだと云ふ。この故にさう云ふ小説を書かうと思つたら、時々の夢を記して置くがい。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
どんなに面白い女か、どんな途方もない落想らくそうのある女かと云うことが、段々知れて来るのである。