“萬祝”の読み方と例文
読み方割合
まいはひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は午後偶然に、例の萬祝まいはひを著た人々のぞろぞろと街頭を通り過ぐるのに遭遇した。この二十人ばかりの人の中には子供も大分雜じつて居た。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
誰でも海郷に來てあの「萬祝まいはひ」と云ふ着物、船の裝飾などを見たならば直ぐに同じ感想を懷くに相違ない。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
漁夫れふし萬祝まいはひとは違つたにぎやかな服裝がまちのあちこちで見られた。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)