“菱筏”の読み方と例文
読み方割合
ひしいかだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど、これでは三、四十人の覆面ふくめん少女が、やすやすと躑躅つつじさきりこんだわけだが、まだ龍太郎には、この手組の菱筏ひしいかだが、だれに使用されたものか想像そうぞうはつかなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)