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菎蒻本
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こんにゃくぼん
ふりがな文庫
“
菎蒻本
(
こんにゃくぼん
)” の例文
抽斎の好んで読んだ小説は、
赤本
(
あかほん
)
、
菎蒻本
(
こんにゃくぼん
)
、
黄表紙
(
きびょうし
)
の
類
(
るい
)
であった。
想
(
おも
)
うにその自ら作った『
呂后千夫
(
りょこうせんふ
)
』は黄表紙の
体
(
たい
)
に
倣
(
なら
)
ったものであっただろう。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
また心に掛けて語録の類や宗教書を三倉や浅倉で買った事もありました。その宗教書も、
菎蒻本
(
こんにゃくぼん
)
や黄表紙を売った時、一緒に売ってしまいました。かく禅以外にもいろいろの宗教をやって見ました。
我が宗教観
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
菎
漢検1級
部首:⾋
11画
蒻
漢検1級
部首:⾋
13画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“菎蒻”で始まる語句
菎蒻
菎蒻閻魔
菎蒻色
菎蒻島
菎蒻玉