トップ
>
荒地
>
こうち
ふりがな文庫
“
荒地
(
こうち
)” の例文
ブロンズに色づけられた
荒地
(
こうち
)
がゆるやかな起伏をなして地平線の果てまでつづき、眼を遮ぎるものとてはただタヴィストックの教会の尖塔と
白銀の失踪
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
「わしはまた、
明日
(
あす
)
から、次の新しい
荒地
(
こうち
)
を耕やそう。仏の
御光
(
みひかり
)
のとどかぬ所を、またその法悦を知らぬ衆生を導くのが、この
愚禿
(
ぐとく
)
にふさわしいお勤めでもある」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼の華やかな紫の
狩衣
(
かりぎぬ
)
、
紅錦
(
こうきん
)
の
陣半被
(
じんはっぴ
)
、
纓
(
えい
)
に飾られた
冠
(
かんむり
)
といえど、蒼白なその憂いにみちた
面
(
おもて
)
には、すべて、悲調を強めるものでしかなく、珠を失った龍か、
瑞雲
(
ずいうん
)
を奪われて
荒地
(
こうち
)
に怒る
鳳凰
(
おおとり
)
にも似て
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“荒地”の解説
荒地(あれち)は、雑草や低木などが生い茂る不利用地。または、自然状態で、充分な植物群落が発達しないような場所である。
(出典:Wikipedia)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“荒地”で始まる語句
荒地菊
荒地山
荒地野菊