“草茅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くさかや50.0%
そうぼう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いはまた山の高みの草茅くさかやの茂みの中に、かすかに路らしいものの痕跡こんせきを見ることがあると、老功な山稼人やまかせぎにんは避けて小屋を掛けなかった。即ち山男・山女の通路のしょうなることを知るからである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ひそかに古今を達觀し、聊草茅そうぼうに赤心を危するにあらざれども、皷腹承世の創業と云は冨國強兵の二ツに出ざるは無。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)