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茶気
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ちゃき
ふりがな文庫
“
茶気
(
ちゃき
)” の例文
旧字:
茶氣
マジメに実行するツモリであったかドウか知らぬが、この時分はこうした
茶気
(
ちゃき
)
満々な計画が
殆
(
ほと
)
んど実行され掛ったほどシャレた時代であった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と、威張ってみたり、多分なる
茶気
(
ちゃき
)
と
邪気
(
じゃき
)
と
莫迦
(
ばか
)
らしさをも、その時分の老公には、つつみなく素行に現わされていた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茶道の影響は貴人の優雅な
閨房
(
けいぼう
)
にも、
下賤
(
げせん
)
の者の住み家にも行き渡ってきた。わが田夫は花を生けることを知り、わが野人も山水を
愛
(
め
)
でるに至った。俗に「あの男は
茶気
(
ちゃき
)
がない」という。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
そんな
茶気
(
ちゃき
)
のある親爺じゃないんです。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“茶気”で始まる語句
茶気満