“茅処”の読み方と例文
読み方割合
かやと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次は二千十四メートルの小金沢山を主峰とした一群である。其北には狼平の鞍部があり、真白に雪の積った茅処かやとの尾根が天狗棚山に続いている。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
朝食の後やがて幅の広い尾根の頂上らしい所に着いて、南に富士を望み、北に間近く茅処かやとの山を超えて真黒に針葉樹の茂っている山を仰いで、初めて今居る位置が合点された。
初旅の大菩薩連嶺 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)