茂野しげぬ)” の例文
なお山部赤人の歌に、「朝猟に鹿猪ししみ起し、夕狩に鳥ふみ立て、馬めて御猟ぞ立たす、春の茂野しげぬに」(巻六・九二六)がある。赤人のには此歌の影響があるらしい。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)